研究課題
基盤研究(C)
本研究では、学習臨界期の扉を開く甲状腺ホルモンの脳内作用メカニズムを解明することを研究目的とした。その結果、甲状腺ホルモンが刷り込み学習に伴って脳内へ急速に流入すると、細胞内のタンパク質リン酸化反応が亢進し、脳神経細胞内の細胞骨格が一過的に再編成されることを示した。また、刷り込み学習の初期記憶を維持、貯蔵する脳領域を新たに同定した。さらに電気生理学方法によって甲状腺ホルモンが抑制性の受容体を介した電気活動を減弱させることを示した。
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