研究課題/領域番号 |
26440225
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 沖縄工業高等専門学校 |
研究代表者 |
磯村 尚子 沖縄工業高等専門学校, 生物資源工学科, 准教授 (90376989)
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研究分担者 |
深見 裕伸 宮崎大学, 農学部, 准教授 (50402756)
守田 昌哉 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 准教授 (80535302)
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研究協力者 |
岩尾 研二 阿嘉島臨海研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 雑種体の妊性 / 雑種第二代 / 多種同調産卵 / 自家受精 / 雑種の妊性 / 精子選択 / 遺伝子浸透 / 雑種体の産卵 / 多種同調産卵の地域差 |
研究成果の概要 |
トゲスギミドリイシとサボテンミドリイシを対象に、ミドリイシ属サンゴの雑種種分化を検証した。多種同調産卵する地域では、両者の中間形態群体が複数みられた。遺伝子解析により中間形態群体と対象2種は共通のハプロタイプが見つかり、遺伝子浸透していることが示唆された。一方、人為的に作出した雑種体は妊性を持ち、雑種体同士での交配および親種との戻し交配が可能であった。さらに、雑種体はミドリイシ属サンゴではみられない自家受精がみられた。以上のことから、多種同調産卵する場所では雑種体が形成され、新たな種として存続できる可能性が高いと考えられた。
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