研究課題
基盤研究(C)
シロイヌナズナのイネいもち病菌に対する非宿主抵抗性は侵入抵抗性と伸展抵抗性に分けられる。本研究では、侵入抵抗性と伸展抵抗性を制御する因子として、受容体型キナーゼERECTAとSOBIR1を新たに同定した。また、シロイヌナズナpen2 er二重変異体およびpen2 sobir1二重変異体を用いたアレイ解析から、ERECTA依存的あるいはSOBIR1依存的な発現制御を受ける遺伝子を同定した。この結果から、シロイヌナズナのイネいもち病菌に対する非宿主抵抗性における遺伝子発現は、受容体型キナーゼERECTAならびにSOBIR1を介する情報伝達経路により制御されていることが示唆された。
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Biosci. Biotechnol. Biochem.
巻: 80 号: 8 ページ: 1577-1579
10.1080/09168451.2016.1164586
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10.1080/09168451.2016.1151345
http://biotech.fpu.ac.jp/5f.html