研究課題
基盤研究(C)
ハダニアザミウマ・ハダニタマバエ・ケシハネカクシ類・クロヒメテントウ類(以下、土着天敵)は、果樹園やチャ園等に発生する害虫ハダニ類の有力な土着天敵であるが、微小(体長約1ミリ)な天敵昆虫を野外で見つけるのは難しく、室内飼育も難しい。本研究では、新たな材料(ハダニを接種したコマツナ株)を用いた天敵トラップを開発し、野外での生態調査に利用できることを示した。また、ハダニ接種コマツナ株を用いた天敵飼育法を開発し、従来よりも効率的かつ簡単に飼育できることを示した。「見えない・飼えない」土着天敵を効率的につかまえ、ふやすことが可能となり、生態解明や害虫防除に向けた研究が進むと思われる。
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巻: 印刷中
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