研究課題
基盤研究(C)
好熱菌テルムス・テルモフィルスの細胞表層にある4型線毛の形成や機能を発揮するために必要な膜装置中に機能不明なリポタンパク質が見出されていた。その遺伝子を破壊した好熱菌を作製したところ、平面運動やウイルス感染が起きなくなった。このタンパク質は線毛を収縮することに関わることが示唆された。また、運動能やウイルス感染能の異なる好熱菌間で線毛タンパク質を移植したところ、運動能もウイルス感染能も変えることはできなかった。構造タンパク質以外のタンパク質も取り替える必要性が示唆された。
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