研究課題
基盤研究(C)
バイオフィルム(生物膜)とは、微生物が細胞外多糖などと共に、界面や固体物表面に高密度に存在している構造体を示す。本申請では、バイオフィルムの形成と抗生物質に抵抗性を示すために重要な役割を果たしている、細菌のトキシン-アンチトキシン(TA)遺伝子群について、分子生物学の手法を用いて研究した。その結果、トキシン遺伝子の機能が相当部分で重複していて、バイオフィルム形成に複雑に寄与していることが示唆された。さらにトキシン遺伝子の活性化によって、バイオフィルム形成に関与する遺伝子が発現変動していることも判明した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件)
Applied Microbiology and Biotechnology
巻: NA