研究課題/領域番号 |
26450214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
篠宮 佳樹 国立研究開発法人森林総合研究所, 東北支所, グループ長 (20353716)
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研究分担者 |
小林 政広 国立研究開発法人森林総合研究所, 震災復興・放射性物質研究拠点, チーム長 (50353686)
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連携研究者 |
釣田 竜也 国立研究開発法人森林総合研究所, 立地環境研究領域, 主任研究員 (30353775)
志知 幸治 国立研究開発法人森林総合研究所, 立地環境研究領域, 主任研究員 (10353715)
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研究協力者 |
大貫 靖浩
坪山 良夫
澤野 真治
伊藤 優子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 森林 / 放射性セシウム / 懸濁物質 / 間伐 / 流出 / 地表被覆度 |
研究成果の概要 |
スギ人工林流域で、間伐に伴う懸濁物質(SS)およびSSに含まれるセシウム137(Cs-137)の流出実態を明らかにした。間伐直後、出水時のSS濃度は間伐前より高い値が観察されたが、間伐前より高いSS濃度の出現頻度は、間伐翌年から低下した。SSのCs-137濃度は概ね時間とともに低下し、明確な上昇はみられなかった。間伐直後、出水時のSS流出が増える為、Cs-137の流出増加が懸念されるが、大雨出水時のSSに含まれるCs-137濃度の低下、流域内部の裸地の減少によりCs-137流出を抑制する現象も起きていた。以上より、間伐中や間伐後にCs-137の下流域への流出増大の明確な兆候は認められなかった。
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