研究課題/領域番号 |
26450242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
大平 辰朗 国立研究開発法人森林総合研究所, 森林資源化学研究領域, 室長 (40353619)
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研究分担者 |
松井 直之 国立研究開発法人森林総合研究所, 森林資源化学研究領域, 主任研究員 (80353853)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 乾燥廃液 / スギ / テルペノイド / 二酸化窒素 / 除去剤 / テルペン類 / 二酸化窒素除去剤 / テルペン / 二酸化窒素除去 |
研究成果の概要 |
スギ材を用いた合板の製造工程では乾燥廃液が大量に排出するが、効果的な利用法がない。含有成分を調べると、木材由来の有用成分であるテルペノイドが多く含まれ、中でも抗酸化性や抗菌性が高いフェルギーノールが全体の約3割を占めていた。さらに悪臭・有害物質の除去能を調べたところ、市販の浄化剤よりも二酸化窒素の除去活性が高いことが判明した。次いで除去活性に関わる物質を検索したところ、アビエタジエン、アビエタトリエン等が見出された。そこで乾燥廃液の用途を開発するために、活性物質の濃縮法や二酸化窒素除去用塗工剤を開発した。
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