研究課題/領域番号 |
26450252
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
研究代表者 |
持田 和彦 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 瀬戸内海区水産研究所, グループ長 (00371964)
|
研究分担者 |
吉田 吾郎 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 瀬戸内海区水産研究所, グループ長 (40371968)
隠塚 俊満 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 瀬戸内海区水産研究所, 主任研究員 (00371972)
羽野 健志 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 瀬戸内海区水産研究所, 主任研究員 (30621057)
|
連携研究者 |
桑原 隆治 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 瀬戸内海区水産研究所, 環境保全研究センター長 (10416026)
伊藤 克敏 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 瀬戸内海区水産研究所, 主任研究員 (80450782)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 代謝物総体解析 / 最大量子収率 / クロロフィル量 / イルガロール / アマモ / 船底塗料用防汚物質 / 光合成 / 光化学系II / オートファジー / 生長阻害 / 光合成能 |
研究成果の概要 |
藻場を象徴する種であるアマモを試験生物として、作用機構の異なる除草作用を持つ船底塗料用防汚物質や農薬(除草剤)の毒性影響を調べた。試験の結果、光合成を阻害する物質群に特に強い毒性影響が認められた。瀬戸内海における除草剤の検出頻度や濃度を考えると、光合成阻害作用を持つ物質のアマモに対する生態リスクがより高いことが示唆された。また、船底塗料用防汚物質であるイルガロールに曝露した個体について代謝物総体解析を行った結果、スクロース等の糖が減少すると同時にアミノ酸類の増加が認められ、光合成阻害により不足する恒常性維持に必要なエネルギーをタンパク質の分解により補う反応であると考えられた。
|