研究課題/領域番号 |
26450259
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
古屋 康則 岐阜大学, 教育学部, 教授 (30273113)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | カジカ科 / 交尾 / 分子系統 / 生殖形質 / 精巣 / 精子 / 進化 / 卵隠蔽 / ニジカジカ属グループ / 分子系統解析 / 生殖関連形質 / 雄卵保護型 / 卵隠蔽型 / イダテンカジカ属 / 卵寄託 / 生殖腺 / 組織学 |
研究成果の概要 |
交尾を行う単系統のニジカジカ属グループについて、繁殖生態、分子系統関係、生殖関連形質を調べた。分子系統解析の結果、雄卵保護型のニジカジカ属とベロ属からなるクレードAと卵隠蔽型のサラサカジカ属、アナハゼ属、スイ属、及び繁殖様式不明のイダテンカジカ属からなるクレードBに分けられた。クレードBで最初に分岐したイダテンカジカ属は、生殖関連形質については雄卵保護型と同様の形質を持っていたことから、雄卵保護型であることが示唆された。つまり、本グループでは雄卵保護型が2つのグループに分岐し、一方(クレードA)は雄卵保護型を維持し続け、もう一方(クレードB)では雄卵保護型から卵隠蔽型を進化させたと考えられた。
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