研究課題
基盤研究(C)
渦鞭毛藻Alexandrium tamarenseの遺伝子発現調節機構を明らかにするため,低分子RNA(sRNA)の機能解析を中心に行った.その結果,単離した34塩基のsRNAが細胞内の成分と結合する可能性を示すことが出来た.また,本sRNAのゲノムDNAおよび推定前駆体cDNAの部分塩基配列を決定し,同様のsRNAをA. catenellaから単離することができた.さらに,Argonauteの一部をコードするDNA断片を得ることができたことから,本種もmiRNAを利用した調節機構を有する可能性が示唆された.最後に,渦鞭毛藻遺伝子の推定5'上流域に核内の成分が結合する可能性を示すことが出来た.
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