研究課題/領域番号 |
26450477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
多田 千佳 東北大学, 農学研究科, 准教授 (30413892)
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研究分担者 |
清和 研二 東北大学, 農学研究科, 教授 (40261474)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 森林管理 / 土壌微生物 / 窒素循環 / 間伐強度 / 樹種多様性 / 人工林 / アンモニア酸化 |
研究成果の概要 |
スギ人工林の森林管理による窒素循環に関わる微生物群集構造について調査した。管理は無間伐区、弱度間伐区、強度間伐区で比較した。それぞれの土壌を採取し、N2O還元酵素のnosZ遺伝子について解析した。その結果、強度間伐区では、他区に比較してnosZ遺伝子量が高かった。さらに、種構成も、強度間伐区でのみ検出された種があり、ダイズ根粒菌で知られるBradyrhizobium japonicum USDA110株に近縁であった。強度間伐区の下草植生には、他区になかったマメ科植物があった。よって、強度間伐区では、下草植生の影響で脱窒能が高い細菌が存在し、その結果、窒素浄化が高い可能性が考えられた。
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