研究課題/領域番号 |
26460026
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
山本 博文 徳島文理大学, 薬学部, 准教授 (70461366)
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連携研究者 |
兼目 裕充 徳島文理大学, 生薬研究所, 准教授 (10399438)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 不斉合成 / 蛍光標識物質 / 防藻剤 / グリーンタイド / エナンチオマー / 競合拮抗抑制効果 |
研究成果の概要 |
グリーンタイドとは、一般的に、沿岸部等を真緑もしくは黄緑色に変える現象で、数種の微細緑藻類やアナアオサなどの緑藻類が異常増殖した状態である。グリーンタイドは、毎年、漁業や水産業等に甚大な被害や影響を及ぼすことから、今回、その発生を予防・防止するための防藻剤の創製を試みた。そして、緑藻類の成長必須因子であるサルーシンの構造活性相関研究を通じて、サルーシンに競合拮抗する防藻剤候補化合物を見出した。また、独自開発した酵素分割法を用いて、防藻剤候補化合物の不斉合成法を確立し、光学活性体およびその蛍光標識体の不斉合成を達成した。
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