研究課題
基盤研究(C)
本研究ではバレル神経回路において興奮・抑制バランスを修飾する可能性のある受容体としてニコチン性アセチルコリン受容体に注目した。研究の結果、代表的なサブユニットb2, a7そのものの局在解析は困難であることが分かったため、a7の細胞膜局在に必須であるTMEM35の発現解析によりa7の細胞発現を推定した。その結果、発現パターンの強弱に神経化学特性との関連性があり、三叉神経核領域では興奮性細胞に、逆に視床や大脳皮質では抑制性介在細胞に発現していた。これらの結果から、a7受容体が、三叉神経核レベルと視床・大脳皮質レベルでは逆の発現パターンを持ち、興奮・抑制の調節に寄与する可能性が示唆された。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (17件) (うち国際共著 5件、 査読あり 17件、 オープンアクセス 12件、 謝辞記載あり 10件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 図書 (1件)
PLoS One
巻: 11
120007129233
Nature,
巻: 537 号: 7620 ページ: 357-362
10.1038/nature19325
Eur J Neurosci.
巻: 44 号: 5 ページ: 2272-2284
10.1111/ejn.13331
Cell Reports
巻: 16 号: 4 ページ: 994-1004
10.1016/j.celrep.2016.06.053
J Neurosci.
巻: 36 ページ: 7039-7054
Cell Rep.
巻: 16 号: 2 ページ: 531-534
10.1016/j.celrep.2016.05.093
Neuron
巻: in press 号: 4 ページ: 752-767
10.1016/j.neuron.2016.04.001
J Neurosci
巻: 36 号: 15 ページ: 4296-4312
10.1523/jneurosci.4178-15.2016
120005849916
Proc Natl Acad Sci U S A
巻: 113 (8) 号: 8 ページ: 2282-7
10.1073/pnas.1511513113
120005828473
Anat Sci Int
巻: 91 号: 1 ページ: 8-21
10.1007/s12565-015-0303-0
巻: 35(10) 号: 10 ページ: 4215-4228
10.1523/jneurosci.4681-14.2015
Brain Res,
巻: 1594 ページ: 36-45
10.1016/j.brainres.2014.11.012
European Journal of Neuroscience
巻: 40 号: 8 ページ: 3136-3146
10.1111/ejn.12682
巻: 8(4) 号: 4 ページ: 1119-29
10.1016/j.celrep.2014.07.014
The Journal of Neuroscience
巻: 34 号: 35 ページ: 11534-11548
10.1523/jneurosci.1811-14.2014
Eur J Neurosci,
巻: 40 号: 5 ページ: 2797-2810
10.1111/ejn.12636
巻: 34(22) 号: 22 ページ: 7412-24
10.1523/jneurosci.0628-14.2014
120005537463