研究課題/領域番号 |
26460274
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 奈良県立医科大学 (2016) 京都大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
仲川 孝彦 奈良県立医科大学, 医学部, 研究教授 (60641595)
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研究分担者 |
李 頴 京都大学, 医学研究科, 特定研究員 (30437222)
小沢 将太 京都大学, 医学研究科, 研究員 (70643568)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 腎臓病 / ポドサイト / ミトコンドリア / 解糖系 / 未分化ポドサイト / ATP / 足突起 / ATP / 細胞内分布 / アクチン |
研究成果の概要 |
この慢性腎臓病の発症・進展の機序の一つが腎糸球体構成細胞の1つであるポドサイトの機能異常である。正常なポドサイト形態維持におけるミトコンドリアと解糖系の役割を検討した。解糖系を阻害するとlamellipodiaの消失や運動能の減少が認められたが、ミトコンドリア阻害ではその現象が認められなかった。また、解糖系を阻害すると細胞辺縁部のATPのみが消失し、ミトコンドリア阻害ではその部位のATPは保持された。したがって、細胞内ATP分布は解糖系とミトコンドリアの両者がそれぞれの役割を担っており、特に細胞辺縁部では解糖系由来のATPが優位に存在すると考えられた。
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