研究課題
基盤研究(C)
(1)内耳有毛細胞特異的Cdc42-KOマウスを作製し、「KOマウスが正常聴覚獲得後に聴毛形態異常による進行性感音難聴を呈する」、「Cdc42は聴毛の維持期に機能する」、「Cdc42は聴毛膜に局在し、活性化は聴毛上半部に強い」事を発見した。(2)更に「Cdc42-KO/KDによるRhoAシグナリング亢進」を見出した。RhoAの下流にはアクチン重合分子DIA1が存在する。そこで、原因不明難聴1120患者のエキソーム解析を行い、新規DIA1点変異をもつ遺伝性感音難聴の2家系(本邦)を発見した。加えて、この変異体発現マウスが、患者病態を再現し、高音域から始まる進行性感音難聴を呈する事を明らかにした。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)
J Biol Chem
巻: 292 号: 4 ページ: 1240-1250
10.1074/jbc.m116.748871
EMBO Molecular Medicine
巻: 8 号: 11 ページ: 1310-1324
10.15252/emmm.201606609
120005850206
J Biol. Chem
巻: 290 号: 10 ページ: 6495-6506
10.1074/jbc.m114.592717
Hum Mol Genet.
巻: 24 号: 2 ページ: 525-539
10.1093/hmg/ddu472
J Cell Sci.
巻: 127 ページ: 2040-2052
10.1242/jcs.143602
120006986582
J Neurosci
巻: 34 号: 28 ページ: 9268-9280
10.1523/jneurosci.4278-13.2014
120005619641
Biology Open
巻: 3 ページ: 995-1004
Biochem Biophys Res Commun
巻: 445 ページ: 340-345
J Dermatol Sci
巻: 74 ページ: 56-63