研究課題/領域番号 |
26460412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中村 保宏 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (80396499)
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連携研究者 |
笹野 公伸 東北大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50187142)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 膀胱尿路上皮癌 / ERβ / エストロゲン合成酵素 / 遊走能 / MMP11 / STS / EST |
研究成果の概要 |
ヒト膀胱尿路上皮癌細胞では、エストロゲン受容体β(ERβ)と各種エストロゲン合成・代謝酵素が発現していること、ERβは癌細胞の遊走能や癌の進展に関与する遺伝子の1つであるMMP11の発現量を抑制していることが確認された。一方、上記エストロゲン合成・代謝酵素の発現量は癌の深達度の上昇により有意に低下していた。以上より、ヒト膀胱尿路上皮癌細胞では局所で合成されたエストロゲンが癌細胞に発現するERβを介して癌の進展を調節している一方、進行した膀胱尿路上皮癌ではこれらの酵素の発現低下により局所で合成・代謝されるエストロゲンの関与が低下することで、癌の進展に影響が生じている可能性が示唆された。
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