研究課題/領域番号 |
26460471
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
森 誠司 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教授 (90467506)
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研究分担者 |
松浦 成昭 大阪大学, 医学系研究科, 特任教授 (70190402)
河口 直正 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (70224748)
濱田 吉之輔 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授 (10362683)
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研究協力者 |
高田 義一 University of Carifornia Davis, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | インテグリン / FGF / FGFR / 腫瘍 / FGF受容体 / EMT |
研究成果の概要 |
癌の浸潤転移に重要である上皮間葉転換(EMT)に着目した。乳腺上皮細胞に形質転換増殖因子(TGF-β1)をもちいてEMTを誘導したとき、FGF1を添加するとEMTは正と負の二方向性に制御されることを明らかにした。またTGF-β1によりインテグリンαvβ3とFGF受容体の発現が上昇することが分かった。そこでインテグリンαvβ3の遺伝子発現を抑制するとこの現象はみられなかった。またインテグリンに結合できないFGF変異体ではTGF-β1に誘導されるEMTを二方向性に制御することはできなかった。これよりFGF1とインテグリンαvβ3の直接の結合がEMTの制御には重要であることが示唆された。
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