研究課題
基盤研究(C)
マラリア原虫はヒトを含む動物の赤血球に寄生する単細胞の寄生虫であり、赤血球に寄生するために自らが分泌する複数のタンパク質を赤血球に結合させて侵入を行う。このタンパク質のうち、赤血球との不可逆的な結合に用いられるEBLは原虫の赤血球侵入に不可欠である。このEBLは赤血球侵入型原虫の先端部にあるマイクロネームと呼ばれる小胞に輸送され、分泌される。我々はEBLの分子中でこの輸送に関わる部分を同定した。また、この輸送に関わらないがマラリア原虫の感染性に大きな影響を及ぼす部分を別に見出した。
すべて 2017 2016 2015
すべて 学会発表 (3件)