研究課題/領域番号 |
26460546
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
吉山 裕規 島根大学, 医学部, 教授 (10253147)
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研究分担者 |
多田納 豊 島根大学, 医学部, 助教 (70432614)
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連携研究者 |
南保 明日香 北海道大学, 医学部, 准教授 (60359487)
飯笹 久 島根大学, 医学部, 准教授 (80306662)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | EBウイルス / ピロリ菌 / 胃がん / 発がん / EBウイルス関連胃がん / 微生物の共生 |
研究成果の概要 |
ピロリ菌は胃がんの発生に働く。一方、EBウイルス(EBV)も10%程度の胃がんの発生に関与している。それぞれの微生物は、胃がんの発生において別個に働くと考えられてきたが、EBV陽性胃がんの周囲に、ピロリ菌感染による萎縮性胃炎がしばしば認められる。これより、EBV陽性胃がんの形成に、ピロリ菌が協働している可能性が考えられた。そこで、胃上皮細胞を用いてピロリ菌感染によるEBV感染状態の変化を解析した。 ピロリ菌のLPSが胃上皮細胞の自然免疫応答を撹乱し、感染細胞でのEBVの増殖を促した。ピロリ菌とEBVの二重感染が宿主細胞のシグナル応答を変化させ、EBV関連胃がんの発生を促進すると考えられた。
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