研究課題/領域番号 |
26460704
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
|
研究機関 | 植草学園大学 |
研究代表者 |
桑名 俊一 植草学園大学, 保健医療学部, 教授 (70129998)
|
研究分担者 |
角 友起 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (50551363)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 疼痛の神経機構 / 大脳皮質感覚野 / フラビン蛋白蛍光 / 経頭蓋イメージング / カプサイシン / 三叉神経 / 膜電位イメージング / フラビン蛍光 / 痛覚過敏 / 慢性疼痛 / 膜電位イメージング法 / 痛覚 |
研究成果の概要 |
これまでに大脳皮質感覚野での触覚から疼痛への移行過程を調べた研究は少ない。本研究では、フラビン蛋白蛍光イメージング法を麻酔したマウスに適用し、三叉神経支配領域を刺激し大脳皮質感覚野の興奮を空間的・時間的に検討した。上顎頬部に触刺激を与えた場合は外側尾側部に興奮部位が認められた。頬部の刺激によって興奮する部位はバレル野と呼ばれる部位に相当していた。下顎部の触刺激ではバレル野よりも吻側部に興奮が認められた。また、カプサイシンを皮膚に塗布した後は、触刺激に対して感覚野の興奮の増強と側抑制がみられた。これは大脳皮質感覚野において感覚の質が触覚から痛覚に変化したことを捉えているものと思われた。
|