研究課題/領域番号 |
26460967
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松浦 稔 京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (30402910)
|
研究協力者 |
豊永 貴彦 関西医科大学, 内科学第三講座, 大学院生
本澤 有介 京都大学, 大学院医学研究科消化器内科学, 大学院生
南 尚希 京都大学, 大学院医学研究科消化器内科学, 大学院生
山田 聡 京都大学, 大学院医学研究科消化器内科学, 大学院生
越川 頼光 京都大学, 大学院医学研究科消化器内科学, 大学院生
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 炎症性腸疾患 / Ngal / 細菌 / オートファジー |
研究成果の概要 |
Neutrophil gelatinase-associated lipocalin(Ngal)はIBD患者の炎症粘膜において発現亢進が認められるが、その病態への関与は不明である。IL-10KOマウスでは腸炎進展とともに腸管組織でのNgal発現が亢進した。IL-10KOマウスと比較し、IL-10/NgalダブルKO(DKO)マウスでは発症早期から著明な腸炎増悪を認め、IL-10/Ngal DKO由来マクロファージでは貪食された細菌のクリアランスが低下し、炎症性サイトカイン産生が有意に増加した。以上よりNgalは貪食細菌のクリアランスを促進することにより腸炎発症に抑制的に作用することが示された。
|