研究課題/領域番号 |
26460998
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
本多 隆 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (10378052)
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研究分担者 |
後藤 秀実 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10215501)
石上 雅敏 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (90378042)
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連携研究者 |
下村 吉治 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 教授 (30162738)
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研究協力者 |
馮 国剛 愛知医科大学, 薬理学, 講師 (70351111)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 非アルコール性脂肪性肝炎 / 分岐鎖アミノ酸 / 脂肪肝 / コリン欠乏 / 脂質代謝 / 肝癌 |
研究成果の概要 |
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に対する治療は、現時点で確立された治療法がないのが現状である。分岐鎖アミノ酸(BCAA)は肝硬変患者の治療に使用されており、BCAAのNASHに対する効果を解明するため、NASHをおこすコリン欠乏高脂肪食投与マウスにおいてBCAAの効果を調べた。 BCAA投与により血清ALT値及び肝TG値が有意に低下した。脂肪酸合成の律速酵素であるFAS遺伝子の発現及び蛋白量はBCAA投与により有意に低下していた。このことからBCAA投与はFASの遺伝子発現と蛋白レベルを低下させてNASHに関連する肝脂肪と肝障害を改善する可能性があることが分かった。
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