研究課題
基盤研究(C)
本研究では、バクテリオファージ(ファージ)KHP30、KHP40を利用する、薬剤耐性ピロリ菌の胃内からの効果的除菌法の開発を行うために必要な、菌保有のファージ排除機構である制限-修飾系に関する情報の収集を目指した。その結果、ファージの感染効率を著しく減衰させる制限-修飾系が、ピロリ菌には複数存在していることが明らかとなった。そのため、本ファージを含むピロリ菌ファージを除菌に使用するためには、これらの制限-修飾系に適応したファージセットの構築をする必要性があることが明らかとなった。
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