研究課題/領域番号 |
26461636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
三木 崇範 香川大学, 医学部, 教授 (30274294)
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研究分担者 |
太田 健一 香川大学, 医学部, 助教 (50403720)
鈴木 辰吾 香川大学, 医学部, 講師 (50451430)
割田 克彦 鳥取大学, 農学部, 准教授 (40452669)
横山 俊史 神戸大学, 農学研究科, 助教 (10380156)
日下 隆 香川大学, 医学部, 教授 (50274288)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ストレス / 脳発達 / 生活習慣病 / 肥満 / エネルギー代謝 / 末梢臓器 / 腸内細菌叢 / 母仔分離 / 視床下部 / BDNF / TrkB / 母子分離 / 代謝関連臓器 / コレステロール / コルチコステロン / 神経回路網形成 / 末梢臓器関連 |
研究成果の概要 |
生後早期の母子分離は、脳の神経回路の正常な形成を妨げ、結果として機能の歪として現れてくる。脳の神経栄養因子を介するシグナル伝達系やグルタミン酸受容体の異常に加え、シナプスおける膜蛋白質のリン酸化にも影響を及ぼすことが明らかになった。これらの異常に加え、脂質代謝関連酵素群(因子)にも影響を及ぼし、神経機能の異常を惹起していることが示された。一方、母子分離された動物では腸内細菌叢の組成が変容することも明らかとなった。これらの結果は、生後早期のストレス曝露は、脳が統合する末梢代謝関連臓器との相互作用を攪乱させ、肥満など生活習慣病易発症性の分子基盤を探る手がかりとなるものである。
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