研究課題/領域番号 |
26461651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 |
研究代表者 |
小林 健一 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, 産業毒性・生体影響研究グループ, 主任研究員 (00332396)
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研究分担者 |
久保田 久代 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, 産業毒性・生体影響研究グループ, 上席研究員 (90333377)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | DOHaD / 低体重 / 甲状腺機能低下 / Catch-up growth / catch-up growth / catch-up growth / 先天性甲状腺機能低下 / 成長遅延 / 内分泌異常 |
研究成果の概要 |
本研究では出生後早期から発育不全を呈する自然発症甲状腺機能低下症の成長遅延症マウスを用いて、内分泌不全に起因するDOHaD学説の実験的検討を試みた。ヤングアダルトから成熟期にかけて代謝系臓器および脂肪を採材し秤量した。成長遅延症マウスはヤングアダルトでは正常兄妹と比べ有意に軽量であった。体成長の遅延は徐々に改善されたが、成熟期において腎は小型のままで、脂肪重量は正常個体と比べて有意に低値を示した。妊娠期から抗甲状腺剤を投与して甲状腺機能低下を誘導して得た児についても、成熟時の脂肪量は正常個体と比較して有意に少ないままであった。今後、血中ホルモン動態や組織学的観察による検討を要する。
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