研究課題/領域番号 |
26462023
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
小西 文雄 自治医科大学, 医学部, 名誉教授 (20142242)
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研究分担者 |
鈴木 浩一 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70332369)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 鋸歯状ポリープ / 鋸歯状腺腫 / マイクロサテライト不安定性 / 大腸癌 / メチル化プロファイル / sessile serrated adenoma / MSI大腸癌 / メチル化異常 / Axon guidance / AXIN / serrated pathway / AXIN遺伝子 / homeobox gene |
研究成果の概要 |
近年、鋸歯状ポリープという鋸歯状構造を有するポリープを総称する概念が提唱された。その中でも鋸歯状腺腫(SSA)はマイクロサテライト不安定性(MSI)大腸癌の前癌病変として注目されるようになった。我々は、SSAとMSI大腸癌に共通するメチル化プロファイルに注目し、独自に開発したDNAメチル化アレイを用いて127関連遺伝子を特定した。その1つであるAXINは大腸癌抑制遺伝子であるAPCとともに複合体を形成しβカテニンの分解に携わる。AXINのメチル化の程度は腺腫から癌へ進行すると共に上昇し、それに伴いその遺伝子発現は低下する。AXINは鋸歯状ポリープを介した発癌過程に深く関わっていると考えられる。
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