研究課題/領域番号 |
26462075
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
松下 晃 日本医科大学, 医学部, 助教 (70449263)
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研究分担者 |
松田 陽子 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (20363187)
内田 英二 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (70176684)
石渡 俊行 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (90203041)
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研究協力者 |
Korc Murray Indiana University School of Medicine IU, Department of Medicine, Professor
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 膵癌 / STAT5 / 接着 / 浸潤 / ゲムシタビン抵抗性 / STAT5b / STAT5b / ゲムシタビン / 抗癌剤感受性 / アポトーシス / Bcl-xL / 浸潤能 / 接着能 |
研究成果の概要 |
今回、我々はヒト膵癌細胞株を用いてSTAT5a/5bの発現を確認した。次に、膵癌細胞株にSTAT5aおよびSTAT5bのshRNAを用いて蛋白発現抑制実験をおこなった。STAT5bの蛋白発現抑制により膵癌細胞ではゲムシタビン投与により生存細胞が有意に減少し、アポトーシス誘導されることが示唆された。またSTAT5a/5bの蛋白発現抑制により、細胞浸潤能と細胞外基質に対する細胞接着能が抑制された。STAT5aは膵癌における浸潤、接着に、またSTAT5bにおいては浸潤、接着に加え抗癌剤に対する感受性、アポトーシスにも関与している可能性が示唆され、新たな膵癌治療の標的になり得ると考えられた。
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