研究課題/領域番号 |
26462205
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
石原 正浩 大阪大学, 医学系研究科, 特任研究員 (00533803)
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研究分担者 |
岩月 幸一 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (80346204)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 神経再生 / 脊髄損傷 / 嗅粘膜 / fMRI / 神経因性疼痛 / 機能的結合 |
研究成果の概要 |
5名の慢性期完全運動麻痺胸椎損傷患者に対して自己嗅粘膜移植手術を施行した。5症例中4症例において機能回復を認めた。本症例において術前後に継時的にfMRIを施行したところ、1次解析で、右上肢運動、下肢運動、下肢運動イメージのそれぞれに対して、主に左中心前回および右小脳での妥当な脳賦活図が示された。手術前後で脳賦活部位の減少を認めており、機能回復により脳の効率的な使用によるものであると考えられた。2次解析では、手術前後の下肢運動での比較 において左中心後回、左海馬傍回、左淡蒼球での脳賦活の有意な減少を認めた。上記結果により嗅粘膜移植による下肢運動機能の改善に伴い脳活動の変化をとられることができた。
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