研究課題/領域番号 |
26462247
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
岡田 充弘 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (40309571)
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研究分担者 |
上村 卓也 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (10597321)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 末梢神経絞扼性障害 / 蛍光造影法 / 神経 / 血流 / 神経組織線維化 / 近赤外蛍光画像装置 / 神経内血流評価 / 微小血流評価 / 蛍光輝度解析 |
研究成果の概要 |
末梢神経内には豊富な血流が存在しており、圧迫されると神経内の血流循環障害が起こる。従来の画像検査で神経内の微小血管を描出することは困難であり、神経の血流障害に着目して治療を行うことはできなかった。本研究では、赤外蛍光画像装置を用いて神経の微小循環の評価方法の確立に成功した。この技術を用いて、末梢神経絞扼性障害重症例に対して神経絞扼部で神経上膜剥離術をすることで、神経内の血流循環が改善することが判明した。その結果、電気生理学的検査で神経の伝導性と身体所見でピンチ力が有意に改善された。末梢神経絞扼性障害の治療において、神経内の微小循環に着目した赤外蛍光画像装置を用いた治療法の有効性を確認できた。
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