研究課題/領域番号 |
26462665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
平岡 美紀 札幌医科大学, 医学部, 講師 (80246983)
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研究分担者 |
大黒 浩 札幌医科大学, 医学部, 教授 (30203748)
吉田 香織 札幌医科大学, 医学部, 助教 (40596160)
阿部 晃 札幌医科大学, 医学部, 講師 (70136927)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 房水浄化機構 / 眼内炎症 / リン脂質 / リン脂質分解酵素 / 自己免疫性ぶどう膜炎 / 酸化リン脂質 / ぶどう膜炎 / リソゾームホスホリパーゼA2 / 自己免疫性 / リソゾーム / ホスホリパーゼA2 / ルイスラット / エンドトキシン |
研究成果の概要 |
本研究は、lysosomal phospholipase A2(LPLA2)を軸に、眼疾患のリン脂質代謝を解析した。 自己免疫性ぶどう膜炎ラットで炎症と呼応して房水中LPLA2活性が増減した。また、炎症での眼内浸潤マクロファージにLPLA2と酸化リン脂質が発現した。LPLA2欠損マウスでエンドトキシンによる眼内炎症が遷延した。臨床検体では緑内障で房水中LPLA2が高かった。In vitroでは、LPLA2が非酸化型に比べ、一部の酸化リン脂質を効率良く分解した。LPLA2過剰発現細胞で酸化リン脂質による細胞障害が軽減した。 以上、眼疾患のリン脂質代謝でLPLA2の役割が示された。
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