研究課題/領域番号 |
26462702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 (2015-2016) 同志社大学 (2014) |
研究代表者 |
中村 隆宏 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30411078)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 角膜上皮 / 上皮幹細胞 / 細胞系譜解析 / Lrig1 / 創傷治癒 |
研究成果の概要 |
細胞系譜解析を用いた角膜上皮幹細胞の恒常性維持機構の解明を目的に、LRIG1遺伝子ノックインマウスの創出に成功した。本マウスを用いて解析した結果、生体内で標識されたLRIG1(+)角膜上皮幹細胞は、角膜輪部に局在するのみならず、角膜周辺部、中央部にも散在的に存在することがわかった。また、本マウスを用いた長期追跡観察で、角膜輪部には全く細胞移動しない極めて静止状態に近い幹細胞が存在することがわかった。これらの結果は、角膜上皮が角膜輪部に存在する幹細胞でのみ維持されていると考えられている現在のコンセプトに再考の必要性を示す極めて重要な研究結果となった。
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