研究課題/領域番号 |
26462800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
春原 正隆 日本歯科大学, 生命歯学部, 准教授 (70287770)
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研究分担者 |
森川 茂 国立感染症研究所, 獣医科学部, 部長 (00167686)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | dental pulp / angiogenesis / vasculogenesis / tooth germ / in situ hybridization / 胎生期 / 歯胚 / 血管 / 歯髄 |
研究成果の概要 |
血管新生過程において内皮細胞および壁細胞の分化・成熟が時間的・空間的に制御されると考えられており、血小板造血機構が血管新生に関与しているとの報告もある。in situ hybridization法を用いた解析により、E14.5~E17.5日齢マウス胎児のエナメル器、歯乳頭、歯胚周辺部間葉細胞において時期特異的・部位特異的にangiopoietin1,angiopoietin2, Tie-2, Vegf-R2、c-mpl遺伝子の強い発現が認められ、これらの遺伝子が歯胚領域血管新生過程における血管内皮細胞・壁細胞間相互作用に関与する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は歯髄幹細胞および幹細胞ニッチ相互間における時空間的(spatiotemporal)なWntシグナル制御機構の解明を基盤とし、TPO/MPLシグナル、NotchシグナルおよびAng1/Tie2シグナルとの相互作用の分子機構を明らかにすることにより、歯髄再生の臨床応用の可能性を詳細に検討することを目的とし、本研究により得られた知見は、歯髄における高次血管構築制御機構の解明、さらにはニッチシグナルを制御することによる歯髄再生医療の基盤の確立、他の生体各組織の高次構造および機能維持機構の解析への多大な貢献が期待できるものと考えられる。
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