研究課題/領域番号 |
26462871
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小林 洋子 (岩松洋子 / 小林 洋子(岩松洋子)) 東北大学, 歯学研究科, 助教 (50261524)
|
研究分担者 |
齋藤 正寛 東北大学, 歯学研究科, 教授 (40215562)
島内 英俊 東北大学, 歯学研究科, 名誉教授 (70187425)
|
連携研究者 |
鈴木 治 東北大学, 大学院歯学研究科, 教授 (60374948)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | Periodontal disease / Bone loss / Inflammation / S-PRG filler / S-PRGフィラー / 歯周炎予防 / 金属イオン / 炎症性細胞浸潤 / 骨吸収 |
研究成果の概要 |
複合レジンの成分であるS-PRGフィラーは、6種の金属イオンを放出することでう蝕や歯周病原菌に対する抗菌性を有することが知られている。しかし、in vivoでの歯周病予防に関する報告はない。本研究では、S-PRG抽出液のマウス歯周炎結紮モデルに対する効果を検討した。 C57BL/6マウスを、結紮なし、結紮あり、結紮ありS-PRG抽出液投与群の3つに分けた。その結果、S-PRG抽出液は明らかに歯周炎モデルの歯槽骨吸収を抑制し、炎症性細胞浸潤を抑制しており、特にボロンイオンの分布が確認された。以上のことから、S-PRG抽出液は抗炎症効果により歯周病の組織破壊を予防する可能性が示唆された。
|