研究課題/領域番号 |
26463166
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
於保 孝彦 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (50160940)
|
研究分担者 |
長田 恵美 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (00304816)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 口腔細菌 / 動脈硬化症 / gp-340 |
研究成果の概要 |
口腔細菌による動脈硬化発症において、先天性免疫因子gp-340が関与する可能性を調べた。これまで、ヒト動脈内皮細胞の炎症誘導に関与することが認められているStreptococus mutansを主に用いた。細菌を各種ヒト血管内皮細胞に作用させたところ、gp-340の遺伝子発現が上昇した。タンパク発現については、内皮細胞において対照と比較してやや強い発現を認めたが、培養上清中のレベルは検出限界以下であった。また菌と内皮細胞の共培養時は、菌体の凝集が観察された。 これらの結果から、口腔細菌の刺激によって血管内皮細胞からgp-340が誘導され、内皮細胞の炎症を生じる可能性が示唆された。
|