研究課題/領域番号 |
26463169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
大迫 文重 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10398406)
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研究分担者 |
山本 俊郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40347472)
喜多 正和 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60153087)
金村 成智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70204542)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 粘膜炎 / カルテノイド / 抗がん剤 |
研究成果の概要 |
口腔粘膜上皮細胞に5FU刺激することにより炎症性サイトカインの発現が増大した。さらにβ-cryの添加により5FU刺激による炎症性サイトカイン発現レベルの増大が抑制された。これよりβ-cryは口腔粘膜上皮細胞に対して抗炎症効果を有しており、粘膜炎に対する治療薬となる可能性が示唆された。5FUで生じる口腔粘膜上皮の炎症に対して、β-cryは抗炎症作用を有する可能性が判明した。これにより、天然食物に多く含まれる、安全性の高いβ-cryはがん化学療法で生じる口腔粘膜炎の新たな治療法となりうる可能性がある。
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