研究課題/領域番号 |
26463278
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
原 玲子 宮城大学, 看護学群(部), 教授 (50457751)
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研究協力者 |
庄野 奏乃
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 急性期病院 / 病棟目標 / 看護サービスの成果指標 / 目標管理 / 急性期病院の看護サービス / バランス・スコア・カード / 入院患者の高齢化 / バランス・スコアカード |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,急性期病院の一般病棟に入院した患者に提供される組織的看護サービスの「標準成果指標」を開発することである。 一般病院のHPや文献検討および質問紙調査により.入院患者の状況を分析し,看護のアプローチの視点で,成果指標を検討した。 その結果,入院患者の割合が多かった①認知症あり②栄養状態の改善が必要③せん妄を起こす④転倒する⑤誤嚥性肺炎を起こすなどについて,「標準成果指標」として,組織化の実施,カンファレンスの実施,アセスメントの実施,退院支援計画の実施,スタッフの学習,患者のアウトカム,財務のアウトカムが挙げられ,それぞれ,成果目標,成果指標,目標値で主たる成果モデルを提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により開発された入院患者に提供される看護サービスの標準成果指標は、看護サービスの目標とタイアップした成果指標のモデルであり、成果指標のつくり方も理解でき、様々な患者への応用も可能である。 また、本指標は、患者の良好なアウトカムを得るために提供する看護サービスのプロセス指標とその看護サービスを提供するために看護職員に必要な学習におけるプロセス指標をベースに置き、加えて、そのサービス提供により期待される患者のアウトカムや財務のアウトカムの4視点で、看護サービスの取り組み全体を評価し、次の計画へとPDCAを回すことが可能となり、看護サービスの質の向上につながることが期待できる。
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