研究課題/領域番号 |
26463311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 千葉県立保健医療大学 |
研究代表者 |
田口 智恵美 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (80555300)
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研究分担者 |
佐藤 まゆみ 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (10251191)
三枝 香代子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (80248864)
浅井 美千代 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (20212467)
塩原 由美子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (20555297)
大内 美穂子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 助教 (30614507)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ICU看護師 / 臨床判断 / シミュレーション教育 / ICU / 看護師教育 / シミュレーション / 新人研修 / IABP / 新人 |
研究成果の概要 |
研究目的は、「ICU看護師の臨床判断能力を育成・開発するためのシミュレーション教育プログラム」を実施・評価するとともに、ファシリテーターに必要な知識、技術、態度を明らかにすることである。経験2年以下のICU看護師11名を対象に教育プログラムを実施し、IABP装着患者への対応に必要な知識、技術、行動を獲得することを目標とした。研修満足度、学習度は高く、研修後の行動の変化はすべての対象者が実感しており、臨床判断能力の育成の一助となったと考える。本プログラムを臨床看護師研修に活用するためには、シミュレーション教育を理解し、学習者の思考と行動を促すことのできるファシリテーターの育成が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「ICU看護師の臨床判断能力を育成・開発するためのシミュレーション教育プログラム」は、経験の浅いICU看護師が実践上で感じる困難な状況をシナリオを基盤としている。重症患者を対象とした臨床経験による学習は患者を危険に曝す可能性を含む。一方、臨床に近い環境で学習でき、時間をかけて思考し行動できるシミュレーション活用教育は看護実践に重要な臨床判断能力育成に効果的である。今回プログラムを実施した結果、看護師の満足度のみならず、学習度、思考と行動の変化が多く見られたことから、重症患者を看護する看護師を対象に本プログラムを実施することで、重症患者への看護の質が向上し、医療の安全性が高まると考えられる。
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