研究課題/領域番号 |
26463331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 甲南女子大学 |
研究代表者 |
服部 容子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 准教授 (20337116)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 看護 / 心不全 / セルフモニタリング / 尺度開発 / 尺度 / 短縮版 |
研究成果の概要 |
先行研究で開発した心不全患者のセルフモニタリングの概念と評価尺度を療養生活支援の諸場面において活用できるようにすることで、患者自身による健康管理状況をとらえ、日常生活上の課題を見出すことが可能となり、心不全による再入院予防につながることは可能と考えられた。そこで、先行研究を基盤に、心不全患者のセルフモニタリングの概念と評価尺度をより簡便に理解し、利用できることを目指してセルフモニタリングに関する情報のweb化および簡易版評価尺度の開発検討を行った。 その結果、尺度簡易版の質問項目を再編するとともに患者や医療者がセルフモニタリングの知識や関連する情報を獲得が可能なホームページを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心不全は完治が難しく、その病状悪化を予防するために日常の活動量、水分摂取、体重など様々な自らの状況を把握し管理していくことが必要となる。本研究は、入退院を繰り返す心不全患者が、自らの健康状態と日常生活を自分らしく維持するために必要となるセルフモニタリングに着眼し、その様相を測定できる心不全患者のセルフモニタリング評価尺度を開発してきた実績をもとに、その簡易版の検討とwebでのセルフモニタリングに関する情報提供を行ってきた。それにより、心不全患者および患者の悪化防止にかかわる医療者が適切なセルフモニタリングに関する知識を獲得し、その様相を客観的に把握する指標を提供することができるようになった。
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