研究課題/領域番号 |
26463419
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
野中 淳子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (00279796)
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研究分担者 |
米山 雅子 (中林雅子 / 米山 雅子(中林雅子)) 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (10363847)
岡 澄子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (20305387)
内田 雅代 東都医療大学, 幕張ヒューマンケア学部, 教授 (70125938)
古谷 佳由理 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (90222877)
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研究協力者 |
山崎 真帆
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | きょうだい支援 / 小児がん / サポート / 家族支援 / 看護介入 / プログラム開発 / イベント / アンケート調査 / 文献検討 / きょうだい支援活動 |
研究成果の概要 |
小児がんの子どものきょうだい支援におけるソーシャル・サポートは、支援の重要な構成要素でありきょうだい自身の心理社会的機能を高め、ストレッサーに適切に対処することを助け、同胞のがんによる影響を緩衝することが重要である。本調査結果から早期の情報提供などを含む支援において課題があり、状況を適切に把握し具体的に支援を提供していく必要性が示唆された。さらに看護師対象の質問紙調査からも、きょうだい支援のためのサポートシステム上の課題が明らかになり、同胞の病状期におけるきょうだいのニーズから看護介入の必要が示唆され、暫定的にきょうだい支援介入プログラムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児がんの同胞をもつきょうだいに関する現状と課題を明らかにし、小児がんをもつ同胞の診断後からの医療施設におけるきょうだい支援プログラム構築、闘病中から死別後の支援、特にきょうだいドナーの支援に関する研究の充実が求められることが確認された。医療施設での看護介入として、闘病中における小児がんの子どものきょうだい支援イベントを4回実施するなど、調査研究の結果を得て暫定的にきょうだい支援介入プログラム(案)を構築した。調査結果等を調査協力を得た小児総合医療施設協議会会員施設(全国の小児専門病院32施設)に研究成果報告書として郵送した。今後、家族支援の一環であるきょうだい支援に役立つことを期待する。
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