研究課題/領域番号 |
26463484
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
遠藤 淑美 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50279832)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 補完代替療法 / 精神科看護 / アロマセラピー / アロママッサージ / 看護介入 / マッサージ / ハンドマッサージ / 芳香浴 / 患者・看護師関係 / ヒーリングタッチ / 精神看護 / 補完代替医療 / 統合医療 / 精神疾患 / 看護管理 / 実態調査 |
研究成果の概要 |
本研究は,身体面から働きかける補完代替療法を精神科看護に導入するために精神科看護師に対して実施する教育プログラムと普及方法を開発することを目的として,全国調査,研修会の開催,それに引き続く1年間のフォローアップを実施した.1年間のアロマセラピー実施の看護師に対しての効果を生理学的,心理学的検査及び毎月のインタビューによって調査した.アロマセラピーの継続的な活用によって交感神経系は興奮の傾向を示し,心理学的にはネガティブな気分状態が改善していた.インタビューからは,患者,看護師,看護管理者にとって看護独自の介入として効果的であることが明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,多忙な業務の現場のままCAMを取り入れる工夫を探り,その効果をみようとしたものである.あえて現状を統制することのない状況における一定の効果として受け取ることができる.とりわけ,介入による看護師の心理的な効果の持続,及びこれまでアロマセラピーの効果として,焦点の当てられてこなかった患者と医療者の関係性の発展のプロセスに寄与しうる影響について,質的に明らかにできたことは研究の成果と言える.
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