研究課題/領域番号 |
26463487
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 安田女子大学 |
研究代表者 |
永井 眞由美 安田女子大学, 看護学部, 教授 (10274060)
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研究分担者 |
東 清巳 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 教授 (90295113)
宗正 みゆき 福岡大学, 医学部, 准教授 (40309993)
林 真二 安田女子大学, 看護学部, 講師 (50635373)
木子 莉瑛 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 講師 (40253710)
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研究協力者 |
松本 千晴 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 助教 (30452874)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 心理・社会的孤立予防 / 高齢介護者 / 訪問看護 / 教育プログラム / 心理・社会的孤立 / 孤立予防実践能力 / 訪問看護師 |
研究成果の概要 |
本研究では、要介護高齢者を在宅で介護している高齢介護者の心理・社会的孤立(以下、孤立)予防に関する教育プログラムを開発することを目的とした。まず、高齢介護者への質問紙調査により、孤立のアセスメント指標を作成し、アセスメント視点と支援方法からなる孤立予防モデルを作成した。次いで、訪問看護師への質問紙調査により、孤立予防実践能力指標を作成した。その後、孤立予防モデルを内容とする「教育プログラム」を作成し、訪問看護師へ教育的介入を行った。介入後、訪問看護師の孤立予防実践能力、孤立予防の必要性・孤立予防への関心・自信の程度は介入前より有意に高く、教育プログラムの有用性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、要介護高齢者を在宅で介護している高齢介護者の孤立予防に関する教育プログラムを開発した。孤立予防の基本には、先行研究で作成した孤立のアセスメントと支援方法からなる孤立予防モデルを用いた。教育プログラムは講義と実践で構成されるが、これを用いて訪問看護師に教育を行い、実践し、評価・修正したことで、根拠のある孤立予防モデルとそれを含む教育プログラムを作成することができた。今後、この教育プログラムを用いて訪問看護師等へ教育を行なうことで、これまであまり注目されていなかった孤立予防に関する関心を高め、また、孤立のアセスメントや支援方法の枠組みを実践に活用することができるものと考える。
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