研究課題/領域番号 |
26463519
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
|
研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
田中 正子 広島国際大学, 看護学部, 准教授 (60515807)
|
研究分担者 |
川井 八重 広島国際大学, 看護学部, 教授 (30314991)
河野 保子 広島文化学園大学, 看護学研究科, 教授 (80020030)
藤本 千里 広島国際大学, 看護学部, 准教授 (80515908)
|
研究協力者 |
杉本 由紀子 東広島地区医師会, 地域連携室, 室長
筒井 恵子 貞本病院, 地域医療ケアセンター, 副センター長
黒木 万里子 グループホーム・ファミール立花, 所長
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 医療依存 / 高齢在宅療養者 / 葛藤 / うつ / QOL / 医療依存状況 / 在宅高齢者 / 医療処置 / 生活充足 |
研究成果の概要 |
高齢者は生活者として自分史を紡いできた。本研究の目的は、医療依存状況にある在宅高齢者の身体・心理・社会的な実態と葛藤に影響を及ぼす要因及び葛藤概念を明らかにすることである。研究の結果、葛藤に影響を及ぼす要因は医療処置の有無、転倒リスクの高低、ADL(日常生活動作)であった。葛藤はうつにも影響を与えていた。また葛藤概念は、「回復への期待」「不自由な身体に対する辛さ」「不自由な身体に対する諦め」「他者への感謝」「今後の不安」が抽出された。 医療を必要とする在宅高齢者の葛藤は、うつへ移行する前段階であると推察され、葛藤が高まらないようにアセスメントし、早期対応が重要であることが示唆された。
|