研究課題/領域番号 |
26500007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統合栄養科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
佐々木 雅也 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (40242979)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | エネルギー代謝 / 悪液質 / 肺がん / 消化器がん / 間接熱量測定 / 炎症性サイトカイン / 安静時エネルギー消費量 / 肺癌 |
研究成果の概要 |
がん患者の栄養不良の要因について、エネルギー代謝の観点から検討した。その結果、肺がんや消化器がん患者では、がんの進行に伴いエネルギー代謝代謝が亢進し、StageIVの患者では健常人やStageI、Ⅱの患者に比して、有意にエネルギー消費量が増加していた。このエネルギー代謝の変化には、炎症性サイトカインのIL-6が関与していることが明らかとなった。しかし、TNF-αとの関連は確認できなかった。グレリンやレプチンの変化は食事摂取量に影響せず、血中IL-6レベルとと食事摂取量との間に負の相関がみられた。がん患者では、エネルギー代謝の変化を考慮し、病期に応じた栄養量の設定が重要であると考えられた。
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