研究課題/領域番号 |
26520203
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
連携探索型数理科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
並河 英紀 山形大学, 理学部, 教授 (30372262)
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研究分担者 |
方 青 山形大学, 理学部, 教授 (10243544)
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | リーゼガング / 反応拡散 / Liesegang / 非平衡 |
研究成果の概要 |
本研究は、申請者が独自に発見した化学反応型Liesegang現象の素過程の解明ならびに数理モデル化を通じ、反応拡散方程式に濃度閾値項を含まない包括的Liesegang現象の構築を目指すものである。本研究では、銀イオン化学還元型Liesegang現象がgelatin内で安定化されたAg種を介した反応拡散現象によるものであることを解明し、その化学反応素過程及び数理科学モデルの構築に成功した。次いで、重合反応型Liesegang現象を実験的に示し、濃度閾値項を含まないLiesegang現象の発現に成功した。以上の成果は、発見から100年を経たLiesegangモデルの大幅な更新を与えるものとなる。
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