研究課題/領域番号 |
26520302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
食料循環研究
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
大瀬 健嗣 福島大学, うつくしまふくしま未来支援センター, 特任准教授 (90396606)
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研究分担者 |
北山 響 福島大学, うつくしまふくしま未来支援センター, 特任研究員 (40647244)
塚田 祥文 福島大学, 環境放射能研究所, 教授 (50715498)
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研究期間 (年度) |
2014-07-18 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 存在形態 / 土壌 / 河川懸濁物質 / 福島第一原発事故 / 懸濁物質 |
研究成果の概要 |
土壌や河川懸濁物質中には化学分離により「有機態」に分画される放射性セシウムが存在するが、どのような有機物に含まれているかなど詳細は解っていない。本研究では、有機態放射性セシウムの存在状況を明らかにするためにいくつかの実験を行った。 リターのインキュベート実験では、リター分解に伴って溶出した放射性セシウムは速やかに微生物や粘土鉱物に再固定されることが明らかとなった。重液による比重分画と化学分画から、土壌中の有機態放射性セシウムの大部分は微生物を含む粗大有機物中に存在することが示唆された。また、有機態放射性セシウムの一部はクロロホルム燻蒸処理により可溶化することが明らかとなった。
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