研究課題/領域番号 |
26540022
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
井上 弘士 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 教授 (80341410)
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連携研究者 |
田中 雅光 名古屋大学, PhD登龍門推進室, 特任講師 (10377864)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マイクロプロセッサ / 単一磁束量子回路 / 超伝導 / 高性能マイクロプロセッサ / 超伝導プロセッサ |
研究成果の概要 |
本研究では、超高性能かつ超低消費電力なコンピューティングを実現すべく、単一磁束量子(SFQ)回路を用いたマイクロプロセッサ・アーキテクチャに関する研究を行った。SFQの利点を活用し、その欠点を隠蔽する新しいマイクロアーキテクチャを提案した。見積もりによる評価を行った結果、現代のCMOSマイクロプロセッサに対し50倍以上の高速動作を実現できる可能性が明かになった。また、その時の消費電力は数ワットと極めて小さく、将来の超高性能・低消費電力コンピューティング実現に向け極めて有効であることが分かった。本見積りではレイアウトによる影響を考慮していないため、今後は物理設計に基づく評価を行う予定である。
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