研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の一連の実験により、相同組換え修復が低線量の一定範囲でしか働かず、中高線量では修復能がsaturate(飽和)することが確認できた。一方、非相同末端再結合は放射線量に依らずにほぼ一定の修復能を維持しているので、両修復が機能する低線量では放射線抵抗性、いわゆる擬似しきい値、が存在することになる。このように本研究は、D. LeaやK. H. Chadwick & H. P. Leenhoutsが提唱した物理的損傷ではなく、生物学的な修復能に基づいて、”生存曲線の肩“を説明することに成功した。
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