研究課題/領域番号 |
26550074
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
網井 秀樹 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (00284084)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | リサイクル / フッ素 / 物質変換 / 不活性結合活性化 / 有機フッ素化合物 / カルボアニオン / クロスカップリング / 産業廃棄物 / 触媒 |
研究成果の概要 |
有機フッ素化合物は,医薬,農薬,液晶化合物,高分子材料など様々な産業分野において利用されている。芳香族化合物へのトリフロオロメチル基の導入反応が世界中で活発に研究されており,これまでに多様な反応例が報告されてきた。一方、有機フッ素化合物中の炭素―水素結合の効率的活性化と、その触媒的変換反応の開発は制限が多く、実用性に乏しい現状である。私たちは,フッ素系産業廃棄物を有用化合物に変換する基幹反応を見いだした。特に、塩基による含フッ素化合物の脱プロトン化と求電子剤との反応、およびシリル化トリフルオロメチルヘミアミナールを用いるクロスカップリング反応の触媒活性の飛躍的向上を実現した。
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