研究課題/領域番号 |
26560034
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
武田 健 東京理科大学, 研究推進機構 総合研究院, 教授 (80054013)
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研究分担者 |
梅澤 雅和 東京理科大学, 研究推進機構総合研究院, 講師 (60615277)
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連携研究者 |
菅又 昌雄 栃木臨床病理研究所, 所長 (50049863)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 住居環境 / 空気清浄機 / 肺 / 肝臓 / メタボローム / 住居環境・設備 |
研究成果の概要 |
イオン(複数種イオン及び分子から成るナノサイズの超微小粒子)放出メカニズムの異なる放出型空気清浄機による生体影響を検証した。マウスへの吸入曝露試験の結果、一機種では28日間曝露により肝臓に軽度の炎症応答を認めたが、これは複数機種に共通する所見ではなかった。超微小粒子の低用量経気道曝露は、顕著な気道傷害なしに肝臓に急性期応答を誘導し、その影響評価指標として肝Saa3 mRNA量が有効である可能性が示された。さらに、低用量要因の影響メカニズムとして細気管支上皮セラミド発現、赤外分光法で捉えられるタンパク質高次構造変化を検証したほか、トキシコロジーデータからリスクガバナンスに向けた提言をまとめた。
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